性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

未成年、青少年が夏休みという期間で気を付けなければならないことは

世間では一部の学校等を除き、小・中・高校と、夏休みの期間に入ったところが多くなってきました。
私達善き大人というのは、子供が、青少年が事故やトラブル、そして犯罪に巻き込まれたりすることが一番増えがちな時期としてもっとも警戒すべき時期でもあります。


水難事故や旅行中の事故というのも目にしますが、実は青少年が一番生涯トラウマとして残り続けてしまうことというのは、性犯罪をはじめ、重大犯罪の被害者になってしまうことだと思っております。
インターネットが普及し、見えない相手ともやりとりできてしまったりする今では、それが犯罪に巻き込まれる大きななきっかけとして問題視しているもののひとつとなっています。

そして、こういった時期に増加していることがインターネットで知り合った同士で「実際に会う」ということです。
これがインターネット上をきっかけとした性犯罪ではもっとも多いと言われています。
「実際に会う」というケースは様々で、個人で旅先や遠征先で会うことが中心に、同人・二次創作物イベントや大手動画サイトのイベントなどで大規模なオフ会を開催して会った後に二人きりになるようなケースなどがあります。
アニメや漫画が関係するイベントやそういった趣味を持っている人ほど狙われやすく、またそういう趣味を持っている人が狙っているといったわけです。

当然そのようなイベントに参加しようという青少年がいれば、保護者や学校教育者は全力で阻止しなければなりません。
しかし、参加する未成年もまたが行先をはぐらかすといったという問題まで起こっており、阻止には限界もあるかもしれません。
最近ではコスプレ等で変装し特定されにくくしているケースも報告され、それで被害者となってしまった側も悪質な行為までしているというのは自業自得どころの問題ではなくなってきています。

加害者は加害者で罰しなければならないと同時に、被害を受けかねないようなことを自分からやりだしてしまうような行動というのは、自撮りの問題と同じように、自分を管理できないという人に対しても共同正犯として罰するべきではないかという声もあります。
犯罪を阻止するという意味では、未成年の犯罪を防ぐためには、オフ会そのものを法規制したり、カナダのように見知らぬ未成年とインターネット上でコミュニーケションをすること自体も違法化する取り組みも重要だと考えています。

しかしそれらだけで性犯罪はすべて防げるわけではありません。わいせつ表現や著作権違反など別の問題があるようなイベントが開催されていることも問題になっていることからそれらを段階的になくしていくための活動も同時進行しなければなりません。


そもそも本当に夏休みという期間が本当に必要かどうかと考えると私達はどちらかいえば否定的です。
学校側は常に勉学に励めるように毎日勉学しなければ夏休み中に完成できないように大量の課題を出す対応もなされているところもありますが、課題を出そうともしないような人もいるのでは、夏休み期間中に学力の低下が起きるということは防げないのではとも考えています。
夏休みという期間が短縮化され現在では9月に入る前で始業式を迎える学校もありますが、さらに段階的に夏休みという期間を短縮した後にそういった期間自体を廃止する方向にもっていくとした対策も検討しなければなりません。