性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

AV出演強要問題、女性がAVに出ることをなくすには

若い女性達がAVに出演する問題について、彼女らが脅迫などを用いて強制出演させられているという実態を約半年かけて調査していただいたNPO法人ヒューマンライツ・ナウさんが記者会見を発表しました。
概要についてはこちらの記事をご覧いただく思います。

女性がAVに出演を強要されたり、または無理矢理出演させられたことは、今回の団体の調査で明らかになった81件の相談以外にも、他の性犯罪と同様に泣き寝入りで相談もできない状況は間違いなく起こっていると確信しています。
それだけではなく、強要されていることに気付かずに、そしてまた、とくに大学生の中には、生活が貧乏であることを理由に自ら出演してしまうことも実態として起きています。
今後、政府には「
アダルトビデオのプロダクションやメーカーなどを監督する省庁の設置や、不当・違法な勧誘の禁止、女性の意に反して出演させることの禁止、禁止事項に反する場合の刑事罰などを盛り込んだ」法規制を求めていくことを目指していくとのことですが、根本的なことを言えば、出演の強要の有無にかかわらず、そもそもAV自体を製造・販売することや所持することを違法として処罰するように求めていくことは必然になるでしょう。

AVだけでなくJKビジネスという世界で問題視されているものでは大人どころか未成年が風俗業で働かされるような状況もあり、とても無視できるものではなく、AVに限らず風俗という職業自体が将来なくさなければならないことは明白です。女性が性的搾取されるような事態そのものをなくすにはすべての性産業をなくさせることを必ず将来、実現させなければなりません。
そのためには、老若男女問わずが性産業そのものにNOという声をさらに拡大させなければならないのは当然です。

※数日前に記事にさせていただたいた卒業後の制服についての問題の記事についてインターネットオークションで売却している事例が起きていることの報告を受け、追記しました。