性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

ついにリツイートひとつでの不適切わいせつ画像拡散行為の摘発が実現しました

ご無沙汰しております。


ご存知と思われますが、Twitterというサイトにおいてはポルノ画像を規約違反としていますが、わいせつ画像投稿するユーザーとそれを拡散するユーザーが後を絶ちませんでした。
しかしようやくその行為に捜査のメスが入りました。


ツイッターの児童ポルノ画像転載、3人を初摘発


リツイート行為が転載にあたるとみなし、それを拡散する行為も加害者に加担する行為であり、摘発は当然のことです。
今回はRT行為についてですが、fav機能で保存しているユーザーに対しても性的好奇心を満たすための所持とみなして摘発できるようにしなければなりません。(※この行為による罰則は2015年7月15日から適用されます。)


今回の事件でこういった拡散行為については一定の抑止力が期待できますが、それにも摘発できることには限度もあり、日本においては成人以上のわいせつ画像やアニメ漫画によるわいせつ画像の拡散についてまだ現行法などで対処が可能だとは言い切れないのも現状です。
またRTをせずに
「性的好奇心を満たすための閲覧」という行為も罰則に含まれていません。
将来的にはそういった目的での閲覧だけでも摘発できるようにしなければならず、今回の事件だけで満足し性犯罪撲滅の歩みは絶対に止めないでいただきたいと願うばかりです。


ネットユーザーの反応を見るとまだまだ日本が性に厳しくなりきれていないのがわかります。
どんなものであっても性については率先してNO!と言わせなければ、日本が真の性犯罪大国である状況から脱することはまだまだ厳しいでしょう。