性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

盗撮のような扱いにならない「街で見た女の子のイラスト」の問題

「街でこんな人を見た!」

そういった写真つきの投稿をすることがたびたび問題視されます。

本人の知らないところで勝手に撮影される盗撮行為、中にはアップロードされて世界中に拡散されてしまうこともあります。
そして当然のようにそれには性犯罪にあたる行為も含まれることもあります。
都道府県の条例や児ポの盗撮行為の罰則化で対処されるようになってきていますが、ここ最近もっとも目立ってきた問題の行為があります。

盗撮行為にあたらない方法で街で見かけた人々を後でイラストにするという行為です。
実はこれは勝手にイラストにされてしまった被害者が気づかず、さらにはその被害者が誰かも特定が非常に困難になるという重大な問題でもあります。
さらには、それに不適切な性表現や、
自然現象などによって、強風などで女性などの衣服などの中が見えてしまったケースまでもイラストにされており、それらは盗撮の対象外になり、児童ポルノ禁止法やその他性犯罪に対する各法律や条例でも摘発対象にならず、取り締まりができないのが問題です。

当然こういったことを取り締まりをするには被害者が被害に気付きにくい実情もあり、被害者の親告がなくても不適切なイラストを違法化し、その違法とすべきイラストを描く人を取り締まれるようにすべきでしょう。
そしてイラストを描かれることを未然に防ぐ意味合いでもありますが、イラストを描く目的でなかったとしても
女性などの衣服などの中を男性が見たり、性欲等を満たすために女性、また女性の体を見る」という行為を性犯罪と認定させ視姦行為そのものを取り締まれるようにする法整備を徹底させることも必要です。

こういった問題も、性犯罪を取り締まれるようにすべく世界で問題提起すべきで、国連の特定機関や性犯罪対策を掲げる各NPO団体もこういった点を追及していただきたいと思っております。