性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

事件跡地は性・暴力に反対する団体に譲渡をさせることはできないのかとの声

昨年、戦後最悪の放火殺人事件から半年以上が経ちました。

事件現場となった建物は先週より解体作業がはじまったと聞いております。

解体後被害に遭った会社が跡地をどうするかを「未定」としていますが、地元町内会などは不特定多数が訪れる慰霊碑や石碑の設置に反対しています。

その現場付近に在住としていた者とその関係者の一部からは「事件の跡地を #metoo や ♯kutoo などの活動をしている人達の拠点のひとつにしてもらうことはできないだろうか?」と私達や他の協力する各団体などへの問い合わせも一部あるほどです。

実際に、跡地となる現場を私達や他の活動団体の拠点にできるかどうかと言えば答えは申し訳ありませんが、現時点では出しかねます。

土地に関する事を専門としていないのでこの点においては現在の法律で私達がどういったことができるかというのは専門としている知り合いの弁護士さんに尋ねることにしますが、実際に土地の譲渡や買い取りとなれば相手方の会社と交渉をしなければならなくなることは間違いありませんし、簡単にできることではありません。

さらにはそれにかかる費用です。性・暴力に反対する活動もその実現のための費用は決して少ないものではなく、莫大な金額がかかるほどで、常に活動資金の寄付を求めていることも多いです。別の団体のとある弁護士さんもある犯罪で一度摘発されている人物や弁護士に対して名誉を毀損している人物らとの複数争っている裁判でその中の一部で不当な判決を受けたことによる控訴のために、余計な出費を強いられているだけに、すぐ土地の買収や譲渡のための交渉ができるかというと簡単には「はい」と言いづらいのも現状です。いずれにしてもそれらの団体には、その土地を拠点にできるかできないかに関係なく、継続的に無理のない範囲での支援者からの寄付をお願いしたいところではあります。

 

一方で、京都市では市長選があります。その結果次第では、思わぬ機運があるといいのですが。

私としては福山さんに勝ってもらいたいと思っておりますが、京都市民ではないので投票することができないのが残念なことです。