性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

本日施行した所持罰則・最大限の拡大解釈で摘発を徹底させるには

児ポ禁止法、所持罰則施行当日になりました。
これから児ポ取り締まりに対する大規模な捜査活動も行われることに期待がされています。
一方で、捜査機関の中には「現行犯逮捕できるケースは極めて限定的」であると考えられているところもあり、本当に徹底した取り締まりを行ってくれるのかと疑問視される声もあります。


施行前日まで様々な情報を見てきましたが、弁護士に処分を委託する形を罪を逃れようとする人や一方である新聞では証拠隠滅だけでなく、「見つからなければいい」という所持者たちもいるようです。
何であれ、逃げ得や隠し得をさせることは絶対にあってはなりません。

既に禁止され、罰則もある製造、提供罪を行っていたり、悪質なサイトにアクセスする業者や人などがもっているリストの捜査を元に提供されたり購入していた人たちに対しての取り締まりが中心となるでしょうが、それ以外であると礼状が必要であったり、第3者による通報などを積極的に行わなければ、このままでは取り締まりできない問題もはらんでいます。


これから今この段階の現行法で徹底した取り締まりを行うためにやっていかなければならないことといえば盗聴法の改正案であったり、礼状なしに抜き打ちで捜査できるようにすることですが、それらをできるようにした上で、機密の必要性のある国家や権力者のやりとりを除いたすべての通信を無条件で
傍受し監視していくだけでなく、現行法を限界まで拡大解釈して、実在の青少年がモデルであったという事実がみなすことができればCG、アニメや漫画やゲームも対象にして運用できればと思います。
18禁やエロのある創作物というものの大半は、おそらくそういったものをつくるための資料として違法なわいせつな写真や児童ポルノがある可能性があると考えられていますし、それを考慮した取り締まりもすべきです。


以前にサンタフェなどが対象になるかどうかの答弁もありましたが、一切のわいせつ物をなくすためにはそれらも対象もしていただきたいと考えています。
もちろん将来の改正で定義拡大をしていかなければならないことは変わりません。

また私達は以前問題視した成人ポルノについてもこの児童ポルノ法を名称を変えて禁止していくか、また別の法を用意して禁止していかなければなりません。

海外ではすでに別の法律を用意してでもアニメや漫画・ゲームなどのわいせつ物や暴力表現を取り締まりを行ったり、これから規制を目指す国家もあります。
そして日本のわいせつ表現のある漫画を所持したとして摘発する例もあります。
しかし、それらそのものを規制し、なくしていくにはすべての国で違法とし禁止させることが世界の標準でなければなりません。


性犯罪やわいせつ表現撲滅のための次のステップへもう進んでいます。
今日は安保関連法案の採決が待っていますが、その後も今国会中に青健法を成立したり、
先日もお伝えした性犯罪に対する厳罰化や、それらや健全な秩序を正当化するための改憲も実現させるために向けても動いています。

何度も言わなければならないことは、性犯罪をなくすというのは罪を犯した人を取り締まるだけではありません。
その原因・要因となるものをなくし、
正しい教育を受けてこれからの社会を、国をよくしていく、それに協力するような人に性交をしなくても子孫を残せるようにそういった面での技術の向上、環境や秩序をよくしていくための人口の調整もすることもまた性犯罪撲滅への一環であることをさらに認識しなければなりません。