”今年は自粛”ではなくエイプリルフールという風習自体はなくすべきこと
エイプリルフール。4月1日は嘘をついても許される、という風習があると言われております。
そんな今年ですが、新型肺炎の拡大があり、それを利用した悪質なデマ・フェイクニュース、詐欺事件が多数出ていることから、混乱を招きかねないエイプリルフールを今年は自粛をしましょうという運動が展開されています。
ですが、新型肺炎のような重大な時にだけエイプリルフールを自粛すればいいってことではなく、そもそもとしてこのような安易に軽々しく嘘を言う風習自体、もうやめてなくしませんか?
新型肺炎の件がなかろうとも、日頃4月1日に限ったことではなく、メディアを通じて悪質なデマ・フェイクニュースが広がっており、勿論これらを見抜くリテラシーを高めるべきことではありますが、ご高齢や病気、障がいを持つなどを理由に正常に判断が出来ないと言う人も多い世の中でもあります。
そしてそれらを中心に悪巧みを働こうとする者も決して少なくもなく、デマ等や嘘の内容によっては犯罪に問われることも出てきたとはいえ、すべての人のリテラシーを高めようとするのにも限界もあります。
そして4月1日にそのような風習があることで「本当の重要なお知らせ」を嘘として扱われ見過ごされてしまう弊害もあります。このことで、たった一日とはいえ、本当に知らせたいことを後回しにしなければならないというのは意外と困った問題でもあります。
もう一度言います。
今年は新型肺炎のことがあるのですから自粛しましょう、ではなく、
もうこのような風潮をきっぱり今後未来永劫辞めていきましょう、という事こそしっかりやっていくべきだと思います。最終的には法規制をしてでも。