性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

お久しぶりです。

3、4ヶ月ぶりでしょうか。
諸事情により一度ブログやtwitterなどを削除し、啓発していくための活動を水面下で行うことに専念してきました。
これからも活動を続けていきますが、ふたたびブログを立ち上げていくことにしました。
はじめての方のためにご紹介をさせていただきます。

この名前とは別のペンネームで小説家として執筆をしておりました者です。
しかし、私はある問題を機に小説家としての活動に終止符を打つ決断をいたしました。
その理由は、
小説家として活動していた当時、わいせつや暴力的な不適切な表現について不愉快だと感じる人がいるにも関わらず、そういった表現を無理矢理取り入れようとさせたその時の担当者や編集者の態度とそのやり方に精神的に傷ついたこともあり、そのことから「表現の自由」というものに対して違和感を感じました。
その後、無理矢理書かされたとはいえ、やはりそういった表現をしてしまった自分自身にも罪悪感を感じ、私が受けた悲劇を起こさせたくないと思い、出版社への抗議をしました。
ある活動家の皆さんの支援もあって、抗議の末、彼らは過ちを認めてくれました。
しかし、あれから年月が経ってもなお、不適切な表現があるモノが氾濫し、それが、たくさんの幼い子や若い女性が犠牲となる忌まわしき事件をはじめ、未成年が事件に巻き込まれるようなことが多く発生するほど影響を与えているという話を聞き大変心苦しいことであると痛感し、またその状況に陥れるような事態が続いていることは許されないことだと思い、出版に関わっていた者として、出版に関わっている人こそ「表現の自由」というものが性犯罪を許してしまっている重い現実を受け止め、これからの社会のためによいものだけを創っていただかなければならないことを念頭においていただけたら幸いです。

国会にて6月中にようやく児童ポルノ改正案が成立しました。所持に関する禁止が盛り込まれました。
ひとつの進歩ですが、漫画・アニメに関して附則は除外されてしまったのは残念です。
来年になれば一定の摘発ができなかった所持者がこれで摘発できることになりますが、まだこれだけでは、性犯罪を生み出す原因の根本が取り除けたわけではなく、まだ摘発できない性犯罪者が残ることになるでしょう。

漫画・アニメが今回は対象にされなくても不適切な創作物は生み出されるべきではありません。
出版業界こそが自主的に規制を盛り込み、最終的には社会の秩序を乱すような表現に業界自らNOと突きつけるだけでなくそれを禁止する法案に積極的に推進していただきたいと思います。
また著作権方面においても、安易なパロディ同人誌にもNOと言っていただく方向に持っていただきたい、そう考えております。
先日、不適切な表現があると見られる複数の連載があるとしてそれらの新連載の差し止めが行われ、無事阻止できたそうで、英断な行動であると評価します。
しかし、これだけで終わってはいけないのは私達です。
これからも不適切な表現がなされる方というのはまた現れるでしょうし、最終的には段階的に自主的にコミック事業そのものを辞めていただきたいというのもこれからの社会のための願いです。