性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

TOKIOの山口達也メンバー、強制わいせつで書類送検されましたが

連日、政治家を中心にセクハラをはじめ、性を巡る問題が相次ぎましたが、
NHKの番組で知り合った女子高生に対して強制わいせつを行ったとして山口達也メンバーが書類送検されていたことが発覚しました。
しかし、いったん受理した被害届が、示談によって取り下げられたことも明らかとなっています。

どのような示談の内容が行われたかは兎も角、立派な性犯罪なのですから、被害者が示談で被害届を取り下げたことはとても残念であると考えています。

そもそも、この事件が公に現れずにもみ消される可能性があったことを教えていただきました。
そのことから、もみ消しを許さない方の皆さまが報道をするようにさせたことは一歩英断に近づけたのではないかと思います。
しかしそれでも、このままでは、断罪はされず、処分も番組中止や活動自粛や解雇だけで終わってしまうことを危惧します。

一方で本日は元記者による性暴力事件においては懲役21年の判決も出たニュースもありました。
21年という年月も重いことには違いないですが、今日起きた有名人の事件のように、当事者、被害者が示談で許してしまうようなことがあれば、このような判決どころか、刑事処分すら与えられないようでは、本当に性犯罪は厳罰化されたかは疑問視がつかざるを得ません。

性犯罪というものは当事者が許しても社会が許してはならないものでなければなりません。
連日問題視されているセクハラ発言も、刑事罰化されていないことが現状です。
刑事罰化は当然で、また被害者が訴えを起こそうとしなかったり、被害届を取り下げたとしても加害者を必ず刑事罰を与えさせるような仕組みは必要であると言わざるを得ません。
政治家や有名人やあらゆる業界、団体の権限者などには無罪放免となる国家では、性犯罪大国の烙印を消すことは世界から見れば決して許されないことでしょう。
国連などをはじめ各方面の活動団体、活動家の皆さまにおいても、どうかこの性犯罪大国での実態を厳しく糾弾し、押し付けてでも改善させるようアクションを継続して行っていただきたいと思っておりますし私もまた協力者と連携し、アクションを起こしてまいります。