性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

酒というものが駄目なのは性犯罪防止の観点からも問題があるのです。

先週末より各地で大雪等で大変だった地域も多かったと思われますが、今週も先週ほどではありませんがまた寒気が襲うようです。
皆さまにおきましては道路の凍結などや転倒事故など十分にお気をつけていただきたいと思います。

私達もまた先週の大雪で予定していた活動等延期になるなどの影響も出ましたが、活動なさっている同志内で大きな事故に見舞われていたとの報告もなく、不幸中の幸いでした。
しかし、活動の延期の影響がたびたびあれば私達が目指す社会を実現させるための整備も遅れてしまいかねませんし、今後もこういった気象情報にはじゅうぶんに注意していただきたいと思います。

さて、今回の本題に入ります。
先日のあるビールのCMが問題となりました。
それは未成年の飲酒を誘発するなど様々な重大な問題になることが指摘されてました。
内閣のワーキングチームにおいても酒類のあらゆる広告に対して、「未成年者飲酒への誘引や女性を対象のマーケティングのあり方」についてさらなる規制の強化を実施させるように動いておりました。
改正後に関しては、25歳以上、そして見た目が25歳に満たない者をCMに起用することを禁止する内容などがあります。

しかし、私達にとっては飲酒そのものだけでなく酒の存在そのものが問題視されなければならないことであると考えています。
国内では飲酒運転問題もあり、それに対する厳罰化も実現させてきました。
未成年の飲酒もまた、行為をしている者ではなく、止めなかった保護者しか罰せられないような法律になっていることも問題になっています。
そしてなにより性犯罪・性暴力問題に関わっている者として、アルコールを服用した勢いで性犯罪を犯す事例や、性犯罪被害者に酒を無理やり飲まされた状態で被害を受けるとの事例もあるということからも問題視しております。
飲酒をしたことによって脳の判断能力も正常に機能しなくなることもあり、性行為に対して容認してしまいがちになるケースもあることにも懸念があります。

飲酒による健康面での重大なデメリットもあることから、年齢に関係なく本来はお酒を飲むことは悪いことであるように認識しなければなりません。

しかし、かつて海外で禁酒法といった法律が制定されたことがありますが、それがきっかけでマフィア等による闇取引の温床を作り出してしまったという歴史があったことから残念ながら禁酒法をつくろうということには慎重な活動家もいるようです。

犯罪に対しての防止するための技術が各段にあがった現代としては、再びそういった法律を作って禁止して仮にマフィアが暗躍しようとしても取り締まりも強化できますし、国外に行った人も取り締まれるような法律にした上で、かつての法律以上に徹底的な厳罰化を行うようにすべきだと考えます。
ただ、これからそういう法律を制定して酒を完全になくそうと動くにはアルコール依存も治せるような技術・医療も同時に進行させていく必要もあり、酒に対しての問題に関してのきちんとした教育も同時に徹底させなければなりません。
もちろん広告だけではありません。創作物の表現などに対しても性犯罪はもちろんのこと、犯罪や飲酒などの誘発を招く表現もまた同時に法規制を徹底させなければなりません。
それは青少年のために限らず、誰に対しても飲まない、飲ませない、作らせないといったようなことが社会にとって良いことでなければならないのです。