性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

痴漢など、その場で摘発できなければ罪に問われない事態をなくしましょう

今、中高生が受験を控えている重要な時期でありますが、この時期はとくに痴漢が起きやすいと言われています。
SNSでは「受験生に痴漢をしても訴えられないから痴漢し放題」などというとんでもないことを述べるネットユーザーも目にします。

痴漢に対して、痴漢を捕まえると受験が受けられなくなるリスクがあるという意識から泣き寝入りや摘発が逃れられてしまうのが問題視されています。

現行犯かつ、被害者の申告がなければならない痴漢事件の犯罪についてもやはり「非親告罪」にしていただかなければなりません。
大都会では女性専用車両を取り入れるところもありますが、混雑ともなればそれを利用できない事態もありうることです。
とはいえ、このまま現状を放置しておくべきではありません。
こういった時期に捜査員などに車内に入り込むことを徹底させていることもあるのでしょうが、これだけでは不備があるのかもしれません。

これは余程の覚悟がある人でしかやるべきではありませんが、青少年や中高生を守るため、受験生に扮して痴漢を撃退するために痴漢をおびき寄せる手もひとつかもしれません。
しかし、はっきり言えば、痴漢被害から中高生を守るためとはいえ、わざわざ自分から囮となって痴漢行為を受けさせて性犯罪者を逮捕する作戦をやるということに抵抗がある方もいると思われます。

私としても、わざわざ触られるようなことははっきり言って嫌です。

でも、誰一人も痴漢被害を受けさせないという最大限の努力をあらゆる方法で実現しなければならないことは間違いありません。
痴漢被害にあっても犯人は捕まえても受験生が受験が受けられるよう、善良な乗客ひとりひとりがサポートができるような体制が必要ではないでしょうか。