性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

iOS、最新のアップデートで残念なお知らせをしなければなりません。


こちらの記事で以前、スマホ等のカメラの悪用された犯罪についてのお話をさせていただきましたが、今回、アップデートされたiOSで残念な仕様に変わってしまったことをお伝えせねばなりません。

問題の仕様とは、撮影時のシャッター音について小さくされたことや、スクリーンショットの無音化が今回はバグではなく公式な仕様として提供されたことです。

シャッター音が完全な無音化をされてしまうことにはならなかったものの、今回の仕様は防犯上重大な懸念があると言わざるを得ず、今後の悪用した犯罪や名誉棄損行為が激しくなる恐れがあります。

行政が、防犯対策のためにあらゆるデジタルカメラスマホタブレットなどの製造を行う企業に対して、こういった改悪に対して適切な指導や指示を行うべきではないでしょうか。



2015年7月からの児ポ単純所持の禁止の刑事罰化施行後からまた摘発実績が出ました。
しかし、今回の摘発のきっかけがインターネットオークションの購入履歴からなどで、こういった履歴が発見できなければ摘発できなかったことは明白でしょう。

そして今月12月より、捜査機関による通信傍受拡大が可能になったことを受け児ポ摘発のための捜査も進むことが期待されていますが、それでも、まだ可能ではないことも残されています。

前回の法改正から3年。
今後は閲覧だけでなく刑事罰に問えるようにする閲覧罪などの新設や、憲法改正などによって捜査機関が重大な犯罪に対して礼状なく抜き打ち捜査ができるようにすること、児童や年齢に限らずすべてのわいせつな画像などの所持・閲覧への摘発が可能にするようにすることが今後の課題点のうちに含まれています。
またスマホタブレットの機能向上により、捜査機関の者が使用するスマホタブレットに、例えば無線で、スマホなどに違法な写真・画像等が所持されていないかを検知できるシステムを搭載し、発見された場合にスピード摘発ができるような仕組みを導入していただきたいと考えています。
現状では、日本国内などには危険薬物と同様に隠し持つ犯罪者がいることが間違いない以上、ひとつひとつの改正だけで満足させないようにしなければなりません。