性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

今回の女性への差別表現がなされたCMについては国際的にも問題視しなければならないでしょう

あえてもう名をあげる必要すらありませんが、例のCMについての反応に非難の声が殺到し非公開となり、謝罪文を公式サイトで掲載されています。
しかし、女性への差別問題は謝罪だけで終わらせてはならないもので、再発防止は当然のことながらそもそも差別になるような行為や表現そのものは本来は違法化し、刑事罰を導入すべきほどの問題であると思っています。
そして同時にこういった差別表現すらも表現の自由で保障されていること自体も問題視しなければならないのですが、そもそも差別的言動や表現を表現といってしまうこと自体もおかしいことではないかと思っております。


国際的に女性差別問題をとりあげている組織があります。
今回のような問題も当然国際的にも問題視されなければならないことは間違いなく今後関係者を通じて議題にあげ、これからもまだ未解決な部分が残る日本の差別問題を解決させていくためにもなんらかの圧力をかけさせたいと考えております。


女性への差別問題の真の解決方法は何かという話で意見は内部でも分かれることもあります。
それは「男性と同じ権限をもたせる」か「男性よりも可能な限り最大限に優遇することや特権を与えることを含めたものをもたせるべき」ということです。
しかし、歴史的にも昔から女性が持つ権利は男性よりも少なかったことや、女性に対しての差別がこれでもかというほど酷なものだったことを考えれば、ただ男性と同じ権限をもたせるだけでは本当に平等ということにはならないですから、当然女性が特権を持つことができるほど優遇されなければ過去との整合性が決して取ることはできないのです。
男性と女性ではたしかに体のつくりというのは異なりますし、可能なことが限られてしまうことはありますが、その部分を補うためには何をさせるべきか、医学などできることは何か、どこまで優遇させられるかというのは永遠の課題です。