性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

イギリスでわいせつ漫画に有罪判決が出ました。

イギリスにおいて違法な漫画やアニメの画像をパソコンに所持していたとして起訴されていた39歳の男性に有罪判決が出ました。現地のニュースはこちら。
わいせつ表現の創作物問題における海外での裁判においては最近はスウェーデンや韓国においてはとても適切とはいえない判決が続いてきましたが、ここにきて英国の司法はこの創作物の不適切表現を適切に断罪する判決となりました。英国でははじめてのことです。


創作物における不適切表現について、イギリスはその不適切な表現に徹底的にきびしくするために2008年に過激ポルノを禁止する法律が制定され、後には、単純所持とアップロードも刑事罰化されています。
これにより、イギリスにおいては、違法漫画・アニメ産業を徐々に撲滅へ向けられていると高く評価しています。


しかし、まだ対策は完全とはいえません。有害情報のフィルタリング政策には課題が残っており、Torなどの違法ツールによってまだまだそれらからの遮断が完全にできているわけではありません。
またイギリスから見れば、イギリスほどの徹底的な不適切表現規制がなされていない国が残っているのは明らかであり、とくに
海外サーバーなどで未だ運用されていると見られる児童ポルノや違法創作物の発信の根源とされる日本製などの違法サイトもまだ残っていると思われます。


日本では児童ポルノ改正で実在の未成年に関しての写真に対しての所持が禁止されれましたが、残るリベンジポルノ、成人以上のわいせつ被害、違法の創作物の問題においては、まだまだ不十分であることが多く、これから法制定に向けての準備が進められています。
今後、日本ではイギリス以上に、そして世界一もっとも性に関して厳しい国家のひとつになれるようにし、それが世界の基準となり、関連する条約の改正、世界のどこで行われた犯罪であろうとも摘発させることのできる状況を作り出さねばならないのは言うまでもないことです。


日本の少し残念なニュースとして松島氏が閣僚辞任されてしまいましたが、議員辞職をしたわけではありません。
また、後任者も性犯罪に厳しい、別団体からの所属組ということで決して性犯罪に対しての厳罰化の政策への進歩には何の影響もありません。
不当に政権を奪うためだけに、あるいは左翼が政権が握りたいがために追及している人たちこそが問題視されなければならない大きなスキャンダルを抱えている人たちである事実を知って欲しいと思います。
一例として追及している人物の一人が、以前に違法献金問題や公設秘書の強制わいせつ事件、違法なマジコンを所持していた息子のためにある呟きをしていた過去があったことなど、決して風化させてはいけないことのひとつではないでしょうか。
昔も鈴木宗男元議員などを追及しておきながら、後に彼女自身にブーメランをするという、そういったことを今も繰り返しているのは失笑ものでしょう。