性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

情報交換を通じて ~自撮り行為とヘイトスピーチの問題~

2週間ぶりでございます。
英国などのあるロビイング団体との情報交換やそれらに向けての講演を行い、昨日帰国しました。
具体的な詳細は避けますが、今回は、日本における
自撮りやコスプレイヤーの問題などを主題におき、今の日本の実態についてのお話しでした。


他にももうひとつの主題として問題となっているヘイトスピーチについても触れました。
不名誉なことですが、最近の日本は世界でトップクラスの人権軽視国になりつつあると警告もありました。
アメリカで白人警官が黒人の住民を射殺してしまう痛ましい事件もあり、デモが起きるほどになっていますが、日本では仮にこういったことが特定の人に対しての迫害じみた行動が行われてもその行動がむしろ賛同されかねないと危惧すらもされていました。
昔の日本が行ってきたという悪いことというのが、最近は反省点になるどころか、それを美化や正当化すらしてしまう、そういった風潮が蔓延しつつあります。
法規制がなければもはや止められない深刻な事態です。
法規制の大きな壁となっているのが、「表現・言論の自由」の存在です。
国連委からは、「言葉の暴力であってそれらが規制しても表現の自由に抵触することはない」と意見も出たそうですが、実態としてはヘイトスピーチを平然と行う人達はそれらを自ら、表現の自由を行使して平然とヘイトを行っている点は、とても無視できないことです。



ヘイトスピーチ問題もまた、今の憲法にある表現・言論の自由の定義やありかたそのものを見直さなければならない重大な問題だからです。