性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

銃製造に続いてわいせつ物製造に使われた3Dプリンタは本当に日本で必要ですか?

皆様、こんばんは。
いよいよ明日から改正児童ポルノ禁止法の施行です。
ですが、これについては明日取り上げるとして、今日は別のことについて取り上げていきたいと思います。

既にニュースで報道されていますが、3Dプリンタを使用してのわいせつ物データを頒布させようとした方が逮捕されました。
3Dプリンタで銃を製造したとして逮捕された大学職員の事件の時以前から3Dプリンタによるわいせつ物頒布を行う人が現れる可能性について危惧してきました。
違法なわいせつ物はどのようにして頒布されるか、手段は様々あると見られ、それらを予測し、つくられることそのものを阻止しなければならないことは言うまでもありません。

各国で製造されている3Dプリンタ。他の国々では正しく使われていますが、日本ではどうでしょうか?
前述の銃製造事件もあり、また日本では性差別や性犯罪も多く、摘発されていない案件、さらには性犯罪被害者への人権侵害の多さから考えれば、わいせつ物製造のために使われるのは容易に想像できたことです。
それらのために使われかねないと考えられる以上、日本ではそういった物を製造するにふさわしくないのは明らかです。

これから有識者によって3Dプリンタやその関連する物について
これからの現行の175条等でも違法対象の拡大や罰則強化を含めて、早期に法規制を前提とした取り組みがなされることに大いに期待します。
今回の3Dプリンタの件に限らず、いかなる性差別、性犯罪はもちろん、それらにつながるような表現もいかなる例外もなく、それを行う人がいかなる人であっても許されないことは、決して変えることなく、何度でも強く主張しつづけていきます。