性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

イラスト投稿サイトへの動きと、最近問題の議員発言について

問題のイラスト投稿サイトについて動きがありました。
わいせつ表現など不適切な表現が放置されている当該サイトに対し、しかるべき機関に行動を取っていただきました。
通報された不適切な表現が削除されましたが、現時点ではまだすべての該当するイラストが削除できたわけではありません。
現状、先日までの国会では青少年健全育成法や不適切表現に関する規制は実現されておらず、あくまでも自主的に規制を行わせることが精一杯といったところでしょうか。
最近では与党より野党側では厳しい規制を設けるべき声が上がったにも関わらず、政権や権力を握ることを優先しすぎてるとしか思えない行動が目立ち、それがかえって実現を遅らせているのではないかと思われます。

さて、今回はもうひとつ取り上げるべき問題もあります。
例の差別されている身分の「生産性」の発言を巡る話です。
例の発言後、すぐにはこの件に関しては取り上げず、様子を見ていましたが、他の関係者のより悪質な言動もあり心を痛めていました。
特にあるブログに対しては「淘汰」のことを「沙汰」と繰り返し誤字を繰り返しているのがとても気になりましたが。

これまで、差別されるような身分に対してどうすべきかと考えていました。
昔を生きた人にとってはそれを差別とも認識せず当然のことだったと思っている方も多くいます。
そういったことが解決を拒まれてきたこともあります。
それが世界的に問題視されている現状、差別されている身分に対してはできうる限り、最大限に優遇すべきという点で特別扱いしなければならないことは当然のことです。
ただもちろん何もしなくても優遇される、というわけにもいかないのが現状です。
優遇されるにあたっては当然のこと果たさなければならない義務があります。
当事者に対して、本人が努力してもできないことを支援するのであって、義務を果たそうと努力するのであれば、それが果たせられる支援をすればいいわけです。
また特別扱いするからといって、何でもしていいわけではありません。
違法行為を行っていることに対してまで特別扱いして無罪放免ということをするのも問題です。
またこれらを実現をするためにもそういった支援する団体を強く保護をすることも必要です。
団体についても国が必要だと定める団体を一本化するなどし、支援団体が乱立して支援の程度の格差ができることも防がねばならない点もあります。

差別されている身分の保護は簡単にできることではありません。
現状としてはその身分を政治利用して権力の奪い合いのダシにするという活動家もいることも無視できることではありません。
彼らは差別される身分を保護せず、その差別される身分ではなく、権力の奪おうとする勢力だけを特権を握ろうとしているだけの団体も散見されており、その見極めも必要になってきています。