性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

緊急避妊薬市販化反対騒動に関して私達の間でも意見が分れております

性犯罪被害等によって望まれぬ妊娠を防ぐための緊急避妊薬を市販化に賛同するか反対するかとの話で同じ女性でも意見が分れており、市販化に反対している活動家が市販化を阻止し法規制して禁止を徹底させるように訴えを起こしているという話が先日から話題となっております。

市販化に反対している方たちの言い分によれば、かえって安易に性犯罪が増加する懸念もある等の理由をあげており、それも一理はあると考えております。
ただ、その場合、性被害を受けたあとに望まれぬ妊娠があることを肯定しかねない問題もあります。
あくまでも緊急避妊薬とは、万が一の被害に遭われたときにその性犯罪者によって子孫が残されることで、その人物のDNA遺伝を阻止させるための緊急手段である点を認識しなければならないことを忘れてはいけません。

本来であればいかなる性交等が望まれてはならないことであることを認識の上で、誰もが性被害を受けさせないことが前提でなければならないことは確かです。しかし、現状ではすぐに凶悪な性犯罪がパタリと止まるほど世の中が甘くないのが現状でございます。

仮に緊急避妊薬そのものが必要でなくなるときはどういう時になるのか?
それは極論を言えば、「男性」が誰一人存在しなくなる、そして人類が地球上で生息することをやめて存在がなくなるとき、といったレベルでしかあり得ないことになってしまうことでしょう。