性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

高畑容疑者の事件をきっかけに強姦罪早急厳罰化の声の拡大を!

連日、ニュースなどで報道される俳優・高畑裕太容疑者(22)による強姦致傷事件。
その事件の悪質さと、その事件が起きたことによる業界やチャリティー番組に対する損害はとてつもないことであり、容疑者の母への責任をも追及すべきとの声もあがるくらいの出来事になっています。

本来は実行者こそがもっとも重大な厳罰を与えるべきことですが、日本においては強姦罪や強姦致傷罪にしても刑罰化が軽いことが問題視され、強姦罪の改正の見直しについても進んでいる最中でした。
もちろん、その実現は急がなければならないことで、この事件を機にこの後の臨時国会で早急な成立の声を国民誰しもあげなければならないことは言うまでもありません。

そのうえで、その加害者の関係者にも過失があった場合もまたある程度の責任や罰則を負うようにすべきではないでしょうか。
性犯罪・性暴力は決して許されてはいけないことで、これは一人ひとりが身内であってもそういった犯罪を絶対に許さない、させない、容認しないとともに、誰にもさせない、被害を起こさせないようにするのは人間として当然の責任と義務であると考えています。

とあるお昼のテレビ番組の放送内で「強姦程度」、と不適切な表現をした出演者がいました。
「~程度」と考えることは軽視しているとしか思えないことであり、もちろんそれだけじゃなく事件の反応について「もうちょっと若い人を狙えばいい」みたいなとんでもない発想しているようなネットユーザーを見て、やはり日本は性犯罪大国と呼ばれなくなる日はまだまだ先としか言えない状況であると言わざるを得ません。

忘れてはいけませんが、性暴力や強姦は、命と奪うと同じくらい重大な罪だということを人間として意識しなければなりません。