性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

アイドルに限った恋愛交際禁止ではなく未成年者の恋愛交際禁止への法規制を!

17歳のアイドルが恋愛交際をしたことによって規約に違反し、損害をあたえたとして起こされた裁判で17歳に約65万の賠償を認められるニュースがありました。
アイドル業そのものについては肯定できることではありませんが、規約違反をしたことによって当然の報いを受けたと考えています。
そもそも未成年者が恋愛交際すること自体が問題視していかなければならないと私達は考えてます。

アイドル、とくに未成年者の恋愛禁止というのは、以前からたびたび議論されていますが、社会倫理から考えれば当然ともいえます。
アイドルでなくても学業に従事しなければならない一般の小中高生においても本質的には同じことで、安易に恋愛交際することによって彼らが社会に必要な知識を学ぶことを阻害するだけでなく、それぞれの学校においての風紀を乱しかねません。

時々インターネット上においては中高生が交際し、中には子を出産したとの話などをブログに綴られていることもあります。
中には、インターネットの普及が進み、インターネット上で知り合ったもの同士であるケースも可視化されるようになってきています。
その多くが保護者の知らないところで行われており、反発をさせないために既成事実までつくる悪質なケースもあります。
この場合、大抵の学校においては厳しいところでは懲戒退学の対象などにもなっている規則になっており、当事者の保護者からすれば、ほとんどの場合それによって損害を被ることになりますし、若くして出産した場合の子供が必要な知識も与えられないといったことにもつながり、親となった未成年者もまた、知識のなさによる育児放棄やたまにニュースになるような赤ちゃんの遺棄などという事件の発端にもなりかねません。

こういったことは学校側の規則だけでは抑止できるとは私達は思っていません。
国、行政レベルの対応が必要であるといっても過言ではありません。
法規制、法整備だけでなく、共学となっている学校の在り方そのものにも見直しをすすめるべきではないでしょうか?

安易な未成年者の恋愛交際は、早すぎるという批判だけでなく、国家の、国際社会からみた社会の質を落としていくことであることをもっと自覚させなければなりません。