性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

児ポ・単純所持罪での初摘発がありましたが

ご無沙汰しております。
先月後半は諸事情により、更新を停止させていただきましたが、本日より更新を再開いたします。

女児の全裸写真をスマホに所持 沖縄県警 容疑で書類送検 単純所持を初摘発
 産経

7月15日から適用された所持罪に対しての罰則が施行されてようやく初の摘発です。
別の記事によると、今回の摘発は、プールでの容疑者の行動が不審だとして通報し所持していたスマートフォンを確認したところ問題の画像を所持したことが判明したとの経緯です。

今回のように不審な行動を通報しなければ、所持が判明しないことや、これまで一斉摘発に至るような動きは本来の予想に反してなかったことを考えると、摘発が順調にできているかと言えば、そうとはいえなかったように思えます。


この一か月半、単純所持に対しての一斉摘発が行われなかった要因は様々あります。
単純所持罪の成立時に本来つくはずのなかった附則が盛り込まれなかったこともあるのですが、そもそも刑訴法などには現時点が不備があると言わざるを得ない状況である一因もあります。
刑訴法については改正にむけて動きもありますが、衆院で修正されたものをこれからどうやって捜査のための盗聴など、捜査機関に有利なようにどこまで行けるのかというのが争点でしょう。
もちろん刑訴法改正以外にもできるようにしなければならないのはインターネットを利用する世帯に抜き打ち捜査などができることも望まれています。

いずれにせよ、私達が以前から求めてきた問題の解決に向けて、その一部である所持に対する罰則が実現したものの、現状ではまだ改正されただけでは不十分であるというのがよくわかりました。


これから国連の機関の方の来日もあります。
※追記※これについては反対派の団体などが介入を図ろうとしたなど、問題が発生し、いったん延期されることが決定されています。
彼らからの要求を受け入れさせるためにも日本における性犯罪問題のあらゆることに関してさらに厳しくするためにもブキッチオさんをはじめとした方々が強い声明を、強い主張をお願いしたいと思います。
今回、私が直接お会いできるわけではありませんが、それだけ国連の機関には大きな期待を持っているわけでございます。