性犯罪・性的表現・ジェンダーに関しての様々の問題について

元ライターでもあった国内外ロビイストからの視点

悪質プロダクションによるAV出演強要を許すな!成人ポルノにもNOを!

今月よく取り上げられている性犯罪問題としては、児童ポルノの問題以外にも、私達が問題視していることがあります。
それは、AV出演を強制させようという悪質プロダクションが出演しようとしなかった女性に対して、違約金を求めて提訴するというあってはならないことが起きています。

被害続く・AV出演を断った20歳の女性に芸能プロダクションが2460万円の違約金支払いを求め提訴。

当然のことですが、このようなことで司法は悪質プロダクションの請求を認めるべきではありませんし、こういった悪質プロダクションこそが厳しく断罪されなければなりません。
そもそもこういったAVで大人の女性もまた、
性的搾取や虐待行為されていることは大きな問題です。

あと5日程で児童ポルノ所持に対する罰則が施行されます。
しかしこれから予測されることは、
性的搾取をもくろむような者が、創作物以外にも大人の女性にシフトし、大人の女性を中心に性的搾取被害やAV強要のようなことがさらに激化する可能性もあるということを懸念しなければなりません。
リベンジポルノという形では既に法整備はされているもの、AVに対して直接禁止する法律は今のところありません。

そして、AV出演は絶対にさせてはいけない、強制でなくても出演することは絶対にいけないということを認識を私達が持ち、AV出演への強制の有無に関係なく、AVを製作する、所持する、閲覧することもまた厳しく禁じさせ、そういったプロダクション自体を設立させない、それらを潰していくことも徹底するためにもさらなる啓発と法整備させることを求めていかなければなりません。
同時にそれを助長したり賛美するような創作物も、たとえ登場人物が18歳以上であったとしても認めさせないことも徹底することでいかなる
性的搾取そのものが悪でなければならないものである、ということを強く訴えていきたいと思います。